ピルを飲み忘れてしまった場合

ピルを飲み忘れてしまった場合

1日分(1錠)飲み忘れた場合
低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用してください。
飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であれば、すぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になってから飲み忘れに気づいた場合は、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。
また、偽薬期間は薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

2日分(2錠)以上飲み忘れた場合
2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で1錠を服用してください。
飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。
ただし、低用量ピルは1日2錠までしか内服できません。3日以上飲み忘れた場合でも、3錠以上は飲まないようにしてください。

飲み忘れた時期によってはアフターピル(緊急避妊薬)の内服が必要になることもあります。
また、実薬を連続で7日間服用できるまでは性交渉を避けるか、避妊具を使用しましょう。

服用方法については、医師に確認しましょう。

[*** <妊娠の確率を最小化するために>
■第1週に飲み忘れた場合
1週目は休薬期間明けのタイミングなので、2日以上飲み忘れがあった場合は避妊効果が低下するリスクがあります。
飲み忘れの直前5日以内に性交渉があった場合、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討しましょう。
また、飲み忘れが判明してから低用量ピルを7錠分以上連続で服用するまでは避妊具を使用する、もしくは性交渉自体を避けるなどの対策をしましょう。

■第2週に飲み忘れた場合
直前1週間、7錠分の低用量ピルを正しく服用していればアフターピルは必要ないとされています。
基本的には直近に服用する予定だった1錠分を早めに服用しましょう。残りの錠剤は通常どおりの用法で問題ありません。

ただし、飲み忘れの直前から低用量ピルを1週間継続して服用していない場合、十分な避妊効果が見込めない可能性があります。必要に応じて他の避妊対策を検討するようにしましょう。

■ 第3週に飲み忘れた場合
休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら次のシートに移ってください。
基本的には1周期当たり7日間の休薬期間が必要ですが、3週目の飲み忘れは例外的に休薬期間を設けません。この飲み方によって、避妊効果への影響を抑える効果が見込めます。


飲み忘れの日数が多くなるほど、生理以外の不正出血を起こす可能性が高くなるため、飲み忘れはないようにしましょう。

その他、ピル服用中の体調や飲み方、避妊効果などについてのご不明点は、医師相談よりご相談ください。
産婦人科医が内容を確認し、解答いたします。
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